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三菱ケミカル、バイオエンプラの環境信頼性を大幅に向上させた新グレード開発

2018年05月30日(水曜日)

 三菱ケミカルは、バイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO®」について、耐薬品性や長期耐久性などの環境信頼性を大幅に向上させた新グレードを開発した。

 同品は、再生可能な植物由来原料であるイソソルバイドを使用したバイオエンプラで、 透明性をはじめとする光学特性や高い耐衝撃性・耐熱性・耐候性などにおいて、従来の一般的なエンプラよりも優れた性能を有している。その発色性の良さから、顔料を配合するだけで、塗装品を超える「鏡面のような平滑感・深みのある色合い」を表現することが可能。また、表面が硬く、擦り傷が付きにくいという特長もあるため、近年では自動車の内外装部品などへの採用が進んでおり、部品の塗装やコーティングの工程が不要となることから、高品質の自動車部材を低コストで達成できると、顧客から高い評価を得ている。

 今回開発した新グレードは、樹脂改質技術による相分離構造をもつモルフォロジー制御により、DURABIOが持つ従来の特徴は保ちつつ、耐薬品性や長期耐久性などを大幅に向上させたもの。すでにご採用されている自動車内外装部品、車載用透明パネル、光学部品などに加え、この新グレードの開発により、さらに高度な性能が要求される用途にも適用することが可能になるという。

DURABIO従来グレードと新グレードとの性能比較
DURABIO従来グレードと新グレードとの性能比較